【オススメ資料】35人の作家の家がわかる!雑誌・建築知識「作家の住まいと暮らし詳説絵巻」

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文アル(文豪とアルケミスト)業界で話題になっている雑誌「建築知識2023年2月号を買ってきました。

エクスナレッジ 平安から令和時代まで 作家の住まいと暮らし詳説絵巻
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建築知識2023年2月号 作家の住まいと暮らし詳説絵巻 ご紹介

建築知識」は建築現場で必要とされる知識を初心者にもわかりやすく解説。一つの内容を徹底的に掘り下げる資料性の高い”特集主義”の建築向け情報雑誌です。

2023年2月号の特集は「平安から令和時代まで 作家の住まいと暮らし詳説絵巻
平安時代の紫式部から明治時代の文豪、そして現代に活躍する作家まで、なんと各時代総勢35人の作家の住まいを解説しています。

出版社エクスナレッジ
定価1,800円+税
ページ数142
判型B5判
発行年月2023/01
ISBN4910034290239

全142ページ中の80ページが特集ページです。この小口の色が変わってみえる部分が特集。
読み応えありです。

執筆に使う机・書物を収める収納具・文房具・灯りなどの解説も掲載。
「絵巻」という言葉通り、温かみのあるイラストで紹介されていてわかりやすいです。
さらにさすが専門誌という感じで、多くの家で寸法が掲載されているのが特徴
真上から見た図だけじゃなく、小物も含めてのカットが生活を感じさせます。
私は文豪目当てで買いましたが、イラストを描く人には絶対参考になると思う。

驚いたのは現代の作家さんの家も掲載されていること。
推理作家の下村敦史さんの家はなんと「洋館×サーキュラー階段(らせん階段)×〇〇付き!」
そんな館ミステリファンのあこがれを実現していたかたがいたなんて…。

↑これはイメージだけど、実際は赤い絨毯!中央にシャンデリア!奥様が降りてくる感じ!

…1部伏字にしたのは、ただいまネットで

「ご自身の家」を舞台にした推理小説

を連載しているからです。
もしかしたら紹介したらネタバレになるかもと。

著:下村敦史 大山正紀はサッカー選手を目指す高校生。いつかスタジアムに自分の名が轟く日を夢見ていた。そんな中、日本中を騒がせた女児惨殺事件の犯人が捕まった。その名は大山正紀。サッカー推薦が消えた大山正紀を始めコンビニで働く大山正紀、アニオタの大山正紀など、名もなき大山正紀たちの人生が狂い出す。登場人物全員同姓同名。大胆不敵ミステリ!

▲こちらは下村敦史さんの代表作です。

特集に掲載されている35名の作家のお名前はこちら。

紫式部/鴨長明/本居宣長/幸田露伴/坪内逍遙/田山花袋/下村湖人/国木田独歩/樋口一葉/芥川龍之介/夏目漱石/森鷗外/徳冨蘆花/宮沢賢治/島崎藤村/江戸川乱歩/山本有三/佐藤春夫/谷崎潤一郎/永井荷風/柳田國男/松本清張/立原道造/堀辰雄/武者小路実篤/井上靖/太宰治/吉川英治/林芙美子/志賀直哉/甘糟りり子/門井慶喜/高殿円/下村敦史/あさのあつこ

実際に訪ねることができる家も多いので、これで見てからお出かけをするのもいいと思います。

雑誌「建築知識」の口コミ

建築知識2023年2月号 紹介まとめ

エクスナレッジの雑誌、建築知識2023年2月号のご紹介でした。
文豪・作家好きに特にオススメです。

エクスナレッジ 平安から令和時代まで 作家の住まいと暮らし詳説絵巻

ちなみに2023年2月20日(月)発売予定の建築知識2023年3月号の特集は

日本の家と街並み 明治・大正・昭和

こちらもおもしろそう。

文豪・文学についての本をさらに知りたいかたはこちらのページ

カタログ/レビュー | マルノート

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